宮城県多賀城市在住で作詞家・歌手活動をしています

山帽子の歌

東日本大震災の傷痕は否応なしに庶民の生活の日常を奪いその日一日一日をやっとの思いで過ごし、疲れ果てた身体を里山の温泉で癒しました。

そんなおり温泉宿の庭先に山帽子の白い花が咲いていました。それほど目立つ花ではありませんが優しい可憐さが私の心を癒してくれました。連れの女性の白い帽子が山帽子の花と重なり人生を振り返る応援歌となりました。

 

【山帽子の歌】

山帽子の歌
山帽子の歌
(やまぼうしのうた)
  • 作詞 / 笠岩ひろし
  • 作曲 / 小泉勝弥
  • 歌手 / 笠岩ひろし
【作品解説】

東日本大震災の傷痕は否応なしに庶民の生活の日常を奪いその日一日一日をやっとの思いで過ごし、疲れ果てた身体を里山の温泉で癒しました。

そんなおり温泉宿の庭先に山帽子の白い花が咲いていました。それほど目立つ花ではありませんが優しい可憐さが私の心を癒してくれました。連れの女性の白い帽子が山帽子の花と重なり人生を振り返る応援歌となりました。

 

〈 山帽子の歌 〉歌詞
作詞 / 笠岩ひろし
1.山に祈りの 手を合わせ
  静かな時を 幸せを
  噛み締めながら 峠坂
  汗が苦労が 花と咲く
  白い帽子の 白い帽子の
  恥じらうお前は 山帽子

2.雲がたなびく 峰峰に
  やがて光が 降り注ぐ
  峠七坂 まわり道
  遅い幸せ 明日を信じ
  白い帽子の 白い帽子の
  今日のお前は 山帽子

3.名もない花も 生きている
  遠い道のり 上り坂
  人生浮世の 二人旅
  辛いときには ほほ笑み返す
  白い帽子の 白い帽子の
  似合うお前は 山帽子